CoderDojo 立川 では夏休み特別回として、プログラミング初心者に限定した体験会を開催しました。初めての子どもたち限定ということで、参加してくれる子どもたち居るのかな~と不安でしたが、予定の人数を上回る6名の新しいニンジャが参加してくれました。みんな、とっても好奇心旺盛で、ひとつひとつの操作が出来る度にとっても新鮮な驚きをしてくれました。みんなの初めての作品を紹介しますね。
最初に発表したのは、今日がScratchを初めて遊んだ「しーちゃん」。パソコンが2台あったのですがZoom画面用とScratch画面用と分けて使っていたので、プログラミング画面を共有できないというオンラインではつらい状況ながらも、そこはベテランユースメンターの「たけのこ」が、心の目で「しーちゃん」のパソコン操作を想像しながらアドバイスしていました。「しーちゃん」の「何ができるかな」の疑問には、「猫の声」を追加するなどの操作を提案、「しーちゃん」は自分の気に入る「鳴き声」選びに何度も挑戦してたね。今日の成果は、「待て待て」と言いながら追いかけてくるネコから逃げ回るネズミのゲームが出来たよ。猫に捕まると厳選したVoice「にゃー」の声。お父さんはMicro:BitのAIブロックにも興味があるそうです。ぜひ僕たちと一緒にMicro:bitもやりましょう。
次の発表は、2日前から予習をしてきた「けんちゃん」。基本の操作を既に取得しており、今日は新しいコードの部品をいろいろ試してみました。「けんちゃん」は次々にスプライト(キャラクタ)を追加して、カラフルな色変化とPopなサウンドが大好きなのかな、とっても賑やかな体験会になりました。みんなからの質問で、色んな事が発覚。
メンター「どんな世界観なんだろうねー?」
けんちゃん「宝石を魔女が守っている。」
メンター「なるほど、そういうことね。ろうそくは何だろう?」
けんちゃん「ケーキ。ケーキを食べちゃったから。」
メンター「あー、ミサイルかと思った。ケーキ食べた残りのローソクだね。」
けんちゃん「後ろの壁の絵は、魔法使いが書いた。」
そうなんだー、しっかり考えていてすごいなと気づかされた。子どもに聞いてみるもんだね。
「そうちゃん」も基本の操作ができるので、次々にキャラクタを追加するんだけど、なんとっ、これビルかなマンションかな建物が画面を飛び回るという常識を覆す発想。子どもたちの斬新な考え方、好きになりました。「そうちゃん」が説明してくれました。
そうちゃん「ビルから魚が逃げているの。勝手に動いてるんじゃなくて、自分で魚を操作しているの。」
そうちゃん「じゃーんぷ。じゃーんぷ。」
メンター「いいねー、楽しいね」
そうちゃん「太陽とか雲とか、自分で書いた。」
元気に遊んでたので、WEBブラウザの操作を間違ってプログラム消しちゃったんだよね。でもでも、
そうちゃん「また作りなおそっかな。」 いいねー、その調子。今度はもっとすごいの作ってねー。
「りゅうくん」が作ったのは、恐竜が襲ってくるのかな?
りゅうくん「ゴジラー」 動くのがすごく機敏だったねー。動きが早かったねー。
メンター「かわいい、ゴジラ。めっちゃ暴れてるー。ゴジラが大きいので、すぐに捕まっちゃうよね。」
りゅうくん「逃げてるの、ぶつかったら終わり。ぐわー。うわー。」
楽しそうだから、そのまま遊びつづけてねー。
「ゆいねちゃん」も、初めてのScratch。
新しいコードをひとつ設定する度に「わぁ~♪」 「できた!」「なった、できた!」と元気に何度も感動してたね。そして、ネズミの大きさを変えてみようかと提案すると、「うん、やってみよう!あーっ、めっちゃ大きくなった。これ絶対に捕まえやすい!」と、わずか1時間の中でたくさん達成できたね。お父さんも一緒に遊んだので、今度会うまでに親子でいろいろ試してみてね。そういえば「エヌ、アイ、ジー..」って英語キーで入力してたね、英語も勉強しているのかなー。最後の「おばけプログラム」も驚いたね。
「さゆきちゃん」。最初は作れるか不安だったさゆきちゃん。なんと、たったの1時間で、「マウスでネズミを操作しながら、猫ちゃんから逃げるゲーム」を作ることができちゃった。「さゆきちゃん」、覚えるの早い。ネズミが猫に捕まると…。「こんにちわ」って挨拶するんだ。なかよしな猫逃げ。
なんと「さゆきちゃん」は、さっそく2つ目の作品も作り始めてる。まだ作成中だけど。
メンター「x座標とy座標に0ゼロをセットしてあげると、猫ちゃんが真ん中に戻ってくるよ。」
さゆきちゃん「ああ、そういうことか。」
今日はニンジャのみんなが集まってくれたので、夏休み特別回としては大成功でした。
メンターのみなさんもお疲れさまでした。
また会えるのを楽しみにしてますね。
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